【黒にんにくの大辞典 】 黒にんにく効能・効果の「すべて」を解説!

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【黒にんにくの効果と効能!】万能薬のような働きなのに「副作用」は一切ナシ!?

      2018/04/23

この記事の目次

「黒にんにく」はなぜ黒い?黒さの秘密は黒ビールや味噌とおなじメイラード反応

昨今のさまざまな健康食品ブームの中でも、完全に定番となった「黒にんにく」。

黒にんにくは、その名のとおり、もともとは普通の「にんにく」から作られます。

にんにくをじっくりと加熱することにより、にんにくに含まれる糖とアミノ酸が化学反応をおこし、褐色に色づき、さまざまな香り成分がうまれ、甘みやうまみに変化してできたものが黒にんにくです。

この化学反応のことを「メイラード反応」といい、例えば、「黒ビール」、「味噌」、「食パン(耳の部分)」などが褐色の色合いをしているのも、このメイラード反応によるものです。

そして、この白いにんにくが黒く変化していくプロセスの中で、次のような成分がうまれ、

  • アルギニン
  • S-アリルシステイン
  • シクロアリイン
  • プロリン
  • ピログルタミン酸

各種アミノ酸が数倍に含まれる、まさにスーパーにんにくとも呼べる『黒にんにく』となります。

「黒にんにく」には数えきれないほどの効果と効能がある!

この、黒にんにくには、数えきれないほどのさまざまな効果と効能があります。

ざっとあげるだけでも、これだけの病気の予防や、改善に効果があることが証明されつつあります。

黒にんにくには「滋養強壮作用」、「病気の予防」、「肉体の増強」や「抗酸化作用」などの体内から健康になるさまざまな効用が見込めるのです。

まるで万能薬のような作用のある黒にんにくには「副作用」はある?

このように、黒にんにくは、数ある健康食品のひとつであるにもかかわらず、まるで万能薬であるかのようなたくさんの効能が期待できるのです。

それでは、「副作用」についてはどうでしょうか?

実際、食品と違って、「薬」にはいろいろな副作用があります。

食品である黒にんにくには「副作用」はあるのでしょうか?

副作用イメージ

黒にんにくと作用の似ている抗生物質にはさまざまな副作用がある

例えば、風邪の治療などに使われる抗生物質には、次のようにいろいろな副作用があらわれる場合があります。

抗生物質の副作用

  • 胃腸障害
  • 皮膚障害
  • 全身倦怠感
  • 感染症
  • 肝障害
  • 腎障害

引用元:医療法人社団智嵩会 新宿さくらクリニック

けれども、黒にんにくの場合、抗生物質と似たような作用も持っていますが、副作用においては、ほぼないと考えて問題はないでしょう

黒にんにくは、薬のような化学成分はいっさい使用しません。

にんにくを熟成させて食べやすくし健康の効果をパワーアップさせている健康食品なので、副作用はないのです。

黒にんにくは、添加物をいっさい使わずに低温でじっくりと熟成させたからだにやさしい食べ物です。

体への悪影響を心配する必要はありませんので、安心して積極的にからだに摂りいれてください。

生にんにくには副作用がある?強力なアリシンの殺菌力!

通常の生にんにくには、強力な殺菌力があります。

そのため、腸内のビフィズス菌などの善玉菌を殺してしまってダメにしてしまう可能性があります。

そのため、生のにんにくを食べすぎると、「胃腸障害」が起こってしまうリスクがあります。

悪い菌を殺菌すると同時に、善玉菌も殺してしまう可能性があるのです。

このあたりの副作用のメカニズムも、薬の抗生物質ととても似た部分がありますね。

「生にんにく」をそのまま食べると下痢や胃腸のあれ、アレルギー反応をひきおこす場合も

にんにくを生でそのまま食べると、下痢をしてしまったり、アレルギー反応を起こす場合もあります。

生にんにくは刺激が強く、胃腸もあれるので、「生のまま食べる」ことはオススメできません。

また、にんにくには、アスピリンと同様に血液を固まりにくくする作用があることが分かっています。

そのため、歯の治療や、なにかの手術など出血が想定される場合や、もともと出血性疾患を持っている方などは特に注意する必要があります。

また、これはかなり特殊なケースですが、にんにくがHIV感染の治療薬であるサキナビルの効果を阻害することもわかっています。

しかし、これらはあくまで「生にんにく」を直接食べた場合に起こることです。

参照元:ニンニク | 海外の情報 | 医療関係者の方へ | 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省 「統合医療」に係る情報発信等推進事業

黒にんにくは熟成されているので「胃腸障害」をおこさない

にんにくの殺菌力は「アリシン」という成分が関係しています。

黒にんにくの場合は、このアリシンが熟成の段階で減少しているため、食べすぎたからといって胃腸障害は起こりません

また、大量に食べた場合は、多少の胸焼けなどを起こすことはあるかもしれませんが、これは、成分とは関係なく、単なる食べ過ぎだといえるでしょう。

まれにおなかがゆるくなる方もいるようですが、それも腸内細菌が関係しているわけではありません。単なる食べ過ぎの症状で、副作用と呼べるものではありません。

食べすぎでお腹が痛くなることがあったとしても、ただたんに胃もたれや胸焼け、腹痛などの消化不良による症状の場合がほとんどです。

黒にんにく自体は、副作用もなく、おいしくたべられるお腹にもやさしい健康食品です。

黒にんにくは生にんにくと違って「胸やけ」そのものが起こりづらい

黒にんにくは、じっくりと低温で熟成されているため、生のにんにくとは違って普通に食べている分には胸焼けなども起こりづらくなっています。

消化吸収もよく、胃腸障害を起こすこともありません。

アリシンの効果も大幅に減っているので、胃腸で他の善玉菌が殺菌されてしまうこともなく、他の食べ物との食べあわせも良いといえるでしょう。

生にんにくと違って、黒にんにくは胸やけそのものが起こりづらいのです。

食べ過ぎには注意!黒にんにくは美味しいけれど

黒にんにくは、芳醇なドライフルーツを思わせるような濃厚な甘みがあります。

ふつうのにんにくは刺激が強すぎてとてもそのまま生では食べられたものではないのに、温めて熟成させることで甘みがでるなんてなんて自然の力はなんとも不思議なものです。

黒にんにくにはかなりの糖度の甘みがあって、あのにんにく特有の強烈なにおいもすっかり消えています。

熟成させるということは、くさみが消えて甘みが増えるということでもあります。

そのため、副作用は前述のとおり一切心配する必要はありませんが、「食べ過ぎ」には注意して下さい。

熟成黒にんにくは甘みがあってドライフルーツのような食感です。

ついついおやつやちょっとしたデザートがわりに食べすぎてしまうことがあります。

どんなにからだにいい食べものだとしても、なんでも食べ過ぎてしまうと胃にもたれてしまう可能性があります。

甘くて美味しいのでついつい食べすぎてしまいがちですが、黒にんにくは一日少量でも十分に効果があります

健康食品として毎日少量だけ食べる習慣をつけましょう。

黒にんにくの食べ方 ー 基本は1日1片~2片 ー

食べ過ぎても効果は排出されてしまう。適量は1日1片~2片

副作用については特別心配する必要のない黒にんにくですが、適量は1日1片~2片程度です。

それ以上は食べすぎても消化されずに排出されてしまうだけですので、健康習慣のために食べる場合は、もったいないので美味しいからといって食べ過ぎは控えましょう。

食べる「量」よりも「継続」が重要

黒にんにくは、熟成されて食べやすく、体に優しくなっているのですが、もとの普通のにんにくよりも効果がパワーアップしているという不思議な食べ物です。

抗酸化力なども大幅にアップし、続けて食べれば食べるほど、体を健康にしてくれます。

しかし、重要なのは、一度に「多く」食べるよりも、まずは「継続」して食べることが重要です。

まずは1日1片〜2片程度を目安に、継続して食べることを心がけましょう。

食べるタイミングは? より効果的な摂取のタイミング

熟成黒にんにくは薬とは違いますので、いつ食べても構いません。

医薬品ではなく、天然成分100パーセントの健康食品です。

また、口臭などのにおいのエチケットを気にする必要もないため、食べるタイミングなどは特に気にする必要はなく、好きなときに食べてかまわないのです。

目的別!黒にんにくを食べるもっとも良い時間とは?

このように、いつでも自由に気軽に食べることができる黒にんにくですが、さらに細かく目的別で言うと、次のような時間帯に食べることにより、より効率的に黒にんにくの効果や効能を発揮することができるでしょう。

【ダイエット目的】 であれば、効果をより発揮しやすくするために運動前に食べたほうがいいでしょう。

【美容目的】 であれば、就寝前がいいでしょう。

【疲労回復目的】 のための場合も、就寝前が良いでしょう。

食前よりかは食後のほうがなお良い

食前よりは食後のほうがよく、サプリメントなどと同様の摂取方法が良いでしょう。

薬を飲むのに食前が良いのは、血糖値が安定しているからです。

黒にんにくは薬とは違うため、いつ食べても構わないことはかまわないのですが、より効果を高めるために、食後に食べると良いでしょう。

海外輸入品には注意!できれば国産品を選びましょう

黒にんにくを購入する際には、原料のにんにくの産地をチェックしましょう。

できれば、海外輸入製品ではなく、国産のものが安心で良いですね。

特に中国産のにんにくは、厚生労働省の食品検査でも、たびたび残留農薬の問題が指摘されています。

参照元:平成28年度輸入食品等モニタリング計画
参照元:厚生労働省:輸入食品に対する検査命令(中国産にんにく)

中国産などの海外輸入にんにくに比べると、国産のにんにくは少々値段が高くなってしまうというデメリットがありますが、その分、実がしっかりとしていて甘みやうまみが強く、残留農薬の検査や放射線検査など、徹底的に安全性に配慮しているものが多いです。

健康食品として毎日からだに摂りいれるものですから、継続できる無理のない範囲でしっかりと品質の良い製品をえらぶべきです。

日本を代表するにんにくの高級ブランドは「青森県産福地ホワイト六片種」です。

品質、味、食べ応えともにバランスのとれた、このにんにくを原料とした黒にんにくであれば理想的ですね。

まとめ:黒にんにくの効果は?副作用は本当にないの?

黒にんにくは、においの元となるアリシンが押さえられ、S-アリルシステインという抗酸化作用のある成分が増強されます。

S-アリルシステインは10倍〜16倍、ポリフェノールなども12倍にアップし、熟成の効果はかなり大きいものだといえます。

熟成する過程でやわらかくなり、生にんにくのような食べづらさも起こりません。

にんにくは生で食べることはなかなか難しいのですが、熟成することによって大幅に食べやすさもアップしています。

効率よく脂肪を燃焼させることもでき、コレステロール値を下げることにも約立ちますので、ダイエットにも最適なのです。

また、抗酸化作用があり、風邪の時などに病院で処方される抗生物質に似たはたらきもありますが、黒にんにくは薬ではなく、添加物すら使わない健康食品ですから、もちろん副作用は一切ありません

食べ過ぎに注意して、1日1〜2片を目安に食べていけば、生活習慣病を防ぎ、健康でスリムな体をキープすることにおおいに役立つことでしょう。

黒にんにくは、生にんにくのように胃腸が荒れるということもなく、イヤなにおいもなく、有効成分だけを取り込むことができる最強の健康食品なのです。

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