黒にんにくで血圧が下がる?黒にんにくは【高血圧】にも効果的!
2016/12/07
この記事の目次
日本人の3人に1人は高血圧?
厚生労働省が3年ごとに実施している調査によると、現在、高血圧と推定される日本人は全国で4,000万人以上にものぼるそうです。
これは、日本人の3人に1人は「高血圧」であるということになります。
高血圧の人の割合は、歳をとるごとに高くなっていき、「30代では10人に1人」、「40代では5人に1人」、「50代では3人に1人」、なんと「60代以上では2人に1人」が高血圧になるという調査結果が出ています。
疾患率の男女比でいうと、女性が男性の1.4倍の若干高いという結果が出ており、「高血圧」というと中年以降の男性に多い病気というイメージがありますので、少し意外な結果ですね。
いずれにしろ、高血圧がどれほど身近な生活習慣病なのかがよくわかる調査結果ですね。
高血圧を放っておくと動脈硬化を引き起こす
この高血圧の最も怖いところは、高血圧自体にはそれほど自覚症状がないというところです。
血圧が高くても、すぐに痛みや体調の悪さを感じるわけではありませんから、自覚がないまま気づかずにそのままにしておいてしまう場合が非常に多いのです。
しかし、血圧の高い状態を放っておくと、じわじわと血管の老朽化が進み、いわゆる血液がどろどろの状態になってしまいます。
その結果、狭心症、心筋梗塞、あるいは脳出血、脳梗塞、腎臓病などの合併症を引き起こす事態にもなってしまうのです。
高血圧の原因は遺伝も多い?
高血圧になる原因には、さまざまな要因がありますが、代表的なものでは次のようなものがあります。
高血圧になる原因
- 塩分のとりすぎ
- 肥満
- 過剰なストレス
- 大量のアルコール摂取
- タバコの吸いすぎ
- 運動不足
- 偏った生活習慣
この中でも特に、遺伝や生活習慣が高血圧の原因に大きく関係していると考えられています。
特に、親族に高血圧者が多いなど、遺伝的な高血圧を持っている方は、日頃から生活習慣に注意して予防する必要があります。
また、そういった遺伝的性質を持っていない方でも、乱れた生活習慣を送っていると、いつにまにか高血圧になってしまうこともありますので、十分に注意したほうが良いでしょう。
にんにくには血圧を下げる効果がある
もともとにんにくには血圧を下げる効果があることが知られています。
にんにくには、血管を拡張したり、血栓を取り除いたり、血液をさらさらにし、血液の流れをよくする効果があります。
実際に、高血圧症と動脈硬化症をわずらった患者さんに毎日にんにくを投与して、実際の血圧の変動を毎日計測してみたところ、血圧の低下が確認されたという研究結果もたくさんあるようです。
この際に用いられたにんにくの量は、ほとんどの研究で、一日あたり0.6グラム〜1.2グラムということですから、毎日にんにく1欠片程度を食べるというだけでも、かなりの効果が期待できそうですね。
黒にんにくには「高血圧」や「動脈硬化」を防止する力がある!
血液は、「人間の細胞全てに栄養を送り届ける」、「体に溜まった老廃物や二酸化炭素を回収する」という、とても重要な役割をしています。
この重要な役割をスムーズに行なうためには、常に血液をさらさらな状態に保ち、全身くまなく潤滑に血液が流れるような状態を保つことが大切です。
黒にんにくは、この「血液をさらさらにして高血圧や動脈硬化を防止する」効果が、普通のにんにくに比べてかなり高いことが知られています。
悪玉コレステロールの抗酸化作用については、黒にんにくには、普通のにんにくの10倍の抗酸化力があると言われています。
実際に黒にんにくには、抗酸化作用と殺菌作用が強いことで知られている「ポリフェノール」が普通のにんにくの10倍含まれています。
また、動脈硬化や高血圧を防ぎ、抗がん効果もあると言われている「S-アリルステイン」という成分に至っては、普通のにんにくの16倍も含まれているとも言われています。
この「S-アリルステイン」という成分は、生のにんにくにはほとんど含まれておらず、生にんにくを長期間熟成することでしかつくられない重要な成分です。
発酵黒にんにくにはさらに、代謝を促進して体熱産生を高めて「冷え」を改善してくれる効果もあります。
毎日、ひとかけらの黒にんにく習慣は、冬場など、特に体温の変化に左右されやすい高血圧の症状を持っているあなたにはうってつけの生活習慣かもしれませんね。
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