【黒にんにくの大辞典 】 黒にんにく効能・効果の「すべて」を解説!

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黒にんにくには【悪玉コレステロール】を退治する力がある?

      2016/12/07

動脈硬化にはコレステロールが大きく関係している

血管ドロドロ

何かと悪者にされがちな『コレステロール』ですが、コレステロール自体は、もともと私たち人間の体に必要な脂質です。

しかし、このコレステロールも増えすぎてしまうといろいろな病気を引き起こす重大な原因になってしまいます。

健康診断で「コレステロール値が高い」という結果が出ている方はかなり要注意です。

そのまま、コレステロールが高いままの状態で放っておくと、『動脈硬化』を引き起こし、さらには脳出血、心筋梗塞、脳梗塞、狭心症といった、恐ろしい病気に進行してしまうこともあります。

コレステロールには「善玉コレステロール」と「悪玉コレステロール」がある

コレステロールには、善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)の2種類があることは、みなさんよくご存知だと思います。

この2つのコレステロールは、それぞれ次のような役割をします。

コレステロールの役割

善玉コレステロール(HDL)

→ 各細胞の余ったコレステロールを回収して肝臓に運びだす。

悪玉コレステロール(LDL)

→ 体の隅々まで各細胞にコレステロールを運ぶ。

これらのコレステロールの働きは、本来はどちらも体にとっては大切な働きなのですが、偏った生活習慣などが原因で、善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスが壊れて、悪玉コレステロールばかりが増えてしまった場合は大きな問題になります。

悪玉コレステロールばかりが増えてしまうと、いくら善玉コレステロールが余分なコレステロールを回収しても追いつかなくなり、血管内にコレステロールが溜まってしまい、動脈硬化を引き起こす原因になってしまうのです。

動脈硬化は、「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」とも呼ばれています。

動脈硬化が怖いのは、コレステロールが溜まっていても、特に自覚症状があるわけではないということです。

自覚症状のないまま、ある日突然、脳梗塞や心筋梗塞で倒れてしまって、初めて動脈硬化が起こっていることに気がつくというパターンもよくあるようです。

このように、全く自覚症状がないまま症状が進んでしまうという怖さが、「サイレントキラー」と呼ばれるゆえんです。

このような事態を起こさないためにも、定期的な健康診断を受けて、日頃から生活習慣をしっかりと意識しておきたいものですね。

にんにくが悪玉コレステロールを退治する!

にんにくには、このやっかいな悪玉コレステロールを減少させる効果があります。

これは、専門的な言葉で言うと、にんにくに含まれる「ジアリルジスフィド」と「ジアリルトリスルフィド」という成分によるものだということが、現在わかっています。

これらのにんにく成分は、血中コレステロールを減らし、血液をさらさらにする効果(血小板抑制効果)も相まって、脳卒中や心筋梗塞の予防に大変効果を発揮します。

にんにくは「血中コレステロール」を減らし、「脳卒中」や「心筋梗塞」を予防する!

数々の実験が証明!にんにくはコレステロールを減少させる!

このことは、古くから多くの実験により解明されています。

にんにくを使ったウサギやラットでの実験

古いものでは、1949年にブルガリアのブェセン・ペトコフという近代薬草学の第一人者による実験があります。

ペトコフは、まずウサギにコレストロールがたっぷりと入ったエサを与えました。

そして、コレステロールの血中濃度を高くしてから、にんにくを与えるという実験を行ないました。

結果、その実験に使われたウサギのコレステロールの濃度が下がり、血管の状態も良好になったということです。

また、他にもラットを使った実験で同じような結果を導きだした科学者もいます。

これは、ウサギではなくラットを使った実験で、同じくコレステロールがたっぷり入ったエサを食べさせて、片方のグループには同時に大量のにんにくを与え、もう片方のグループにはにんにくを与えずにコレステロール値を見るという実験でした。

こちらの実験結果でも、大量のにんにくを与えたラットのコレステロール値は少ししか上がらず、与えなかったラットの方は数値が上がり続けたということです。

にんにくを使ったヒトでの実験

また、こうした動物実験のみならず、人間の被験者による実験でもあきらかな結果が出ています。

そのヒトでの実験報告によると、もともとコレステロール値の高い人に、2ヶ月間にんにくを食べ続けてもらった結果、その後、数値を測定してみると、コレステロールの値が三分の二に減少していたとのことです。

また、この実験をやめて、にんにくを食べないで数ヶ月過ごした後に、再度コレステロール値を計ってみると、もとの高い状態に戻っていたということですから、にんにくがいかにコレステロール値に強く影響するのかがわかります。

黒にんにくの抗酸化力は普通のにんにくの10倍!

いわゆる「血管がドロドロ…」になるというのは、悪玉コレステロールが酸化されて血管の壁をふさいでボロボロにしてしまうためです。

血管がドロドロになるのは悪玉コレステロールが酸化されてしまうため!

この「悪玉コレステロールの酸化」を防ぐためには、食事で「抗酸化物質」を多く摂り入れる必要があります。

この抗酸化物質を食事で取り入れるには、にんにくはもっとも適した食べ物なのですが、更に黒にんにくのすごいところは、通常のにんにくの10倍以上の「抗酸化力」を持っているということです。

また、黒にんにくは、普通のにんにくに比べて数倍から数10倍の種類のアミノ酸を含んでいます。

このように、黒にんにくには悪玉コレステロールを退治する大きな力があります。

こうした理由から、脳出血、心筋梗塞、脳梗塞をはじめとした不意に襲ってくる重大な病気を防ぐための予防食として、黒にんにくはうってつけなのですね。

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