免疫強化に働く黒にんにく。ウィルス退治で風邪知らず!?
2017/02/13
にんにくそのものは、昔から風邪に効くといわれています。
インフルエンザウィルスも、広い意味では「風邪」です。
軽い風邪から、高熱が数日つづくインフルエンザまで、風邪といってもさまざまですが、この病気は、21世紀になった現在でも、「自然治癒」以外の方法がありません。
同じ風邪を引いたときでも、ひどくて数日寝込むときと、軽く済むときとで、そのときどきによって大きく症状は異なります。
しかし、どちらにせよ、風邪が通り過ぎてくれるのを待つしかできないのです。
病院で処方される薬も、症状を一時的に緩和する「対処療法」の薬でしかありません。
そのため、薬に頼るのではなく、食べ物や生活習慣で免疫系を強化して、かぜをひきにくいからだにすることが健康への近道です。
この記事の目次
アジア各国の黒にんにくの風邪への研究報告
黒にんにくの風邪への対処について、インド、イラン、中国、日本などのさまざまな国の研究者たちが、研究成果を報告しています。
それによると、にんにく成分が直接ウイルスを殺すことはできません。
その代わり、自然免疫としてウイルスを食べてくれて、ウイルスを攻撃する抗体をたくさん作らせることができるという、二方向からの体の免疫作用があることがわかりました。
このパワーによって免疫を強化することによって、風邪を体から追い出すことができるというわけです。
異物を直接捕食し、抗体を作り出す黒にんにくのパワー
黒にんにくは、ウイルスや細菌などの異物を直接捕食する機能と、二度とそのウイルスにかからないように抗体を作り出す機能の、二方向から、風邪の対策強化に一役買っているのです。
黒にんにくの二方向からの免疫作用
- 1.ウィルスや細菌を直接補食する機能
- 2.同じウィルスにかからないように抗体を作り出す機能
黒にんにくは、身体のあちこちにテコ入れをしてくれる
黒にんにくのイオウ化合物が、身体の中では活性酸素のように振る舞うということも報告されています。それらの化学的な刺激が、免疫系を活性化してくれると考えられます。
黒にんにくには、免疫強化に働くパワーがあるのです。
そのため、風邪にかかって、一部の白血球が働き始めたものの、他の免疫系が休んでいるという状況のときには、そんなときに黒にんにくを食べることによって、休んでいる細胞群を起こしてくれるのです。
黒にんにくを食べることによって、身体のあちこちに、テコ入れがなされるというイメージです。
「S-アリルシステイン」で風邪のひきはじめから治す
風邪のウイルスは熱に弱く、寒さで血液循環が少なくなった鼻腔などの上部気道粘膜で一気に増殖します。
その範囲が広がることによって、影響が消化管から全身に及んでしまい、風邪で全身の具合が悪くなってしまいます。
そんなときに、黒にんにくでスルフィド類あるいはS-アリルシステインを摂ることで、ウイルスを退治する免疫機能を強化してくれます。
同時に、糖と脂質を燃焼して体熱を増やします。
血液の循環量を多くしてくれて、患部への血球や栄養素の供給を円滑にしてくれます。
これらの作用によって、炎症性の因子が除去され、風邪の症状がやわらぐのです。
黒にんにくを摂取することによって、風邪から早期に回復することができるのです。
黒にんにくのスルフィド類も大いに活躍!
風邪に対しては、スルフィド類のひとつであるメチルアリルトリスルフィドによる作用も報告されています。
血栓をつくる血小板の凝集を微量で抑制してくれます。
プロスタグランジンという生理活性物質ができないようにすることによって、体温のセットポイントを押し上げています。
そのため、風邪にかかるとゾクッとしますが、あれは身体が炎症を感知して、セットポイントを押し上げた瞬間です。
黒にんにくは解熱剤のような効果もある!
黒にんにくを摂取すれば、頭痛も緩和され、メチルアリルトリスルフィドが働いて、プロスタグランジンの供給を断ち、セットポイントが下がって、中枢が血液の温度が高いと判断して、発汗してきます。
この点で、黒にんにくは、アスピリンなどの解熱剤と同様の効果を示します。
黒にんにくは、免疫や代謝の点からも、非常に有効なことがわかります。風邪症状を治すには、黒にんにくは最適なのです。
また、黒にんにくに限らず、ネギ科の植物全体が、同様の効果を持ちますので、風邪のひき始めにネギのみじん切りに白湯をかけて飲んでみてもいいでしょう。
しかし、風邪の時に香味の強いネギなどを摂るのも大変でしょうから、風邪にかかりそうになったら、すぐに甘くて食べやすい黒にんにくをひと口!が一番です。
【2018年版】 最高級青森県産のみを厳選!『黒にんにくの大辞典』が選ぶベストランキング!
⇩味・品質・安全性で選ぶならこの3つ!⇩
>>【2018】比較ランキング詳細はコチラ!<<