黒にんにくは【脳梗塞】や【心筋梗塞】を予防する?血栓と血小板をコントロールする!
黒にんにくには、がんを予防する効果や効能があります。
がん細胞を抑制して、細胞のがん化を防いでくれるのです。
けれども、黒にんにくの予防効果はそれだけではありません。
この記事の目次
がんだけじゃない!黒にんにくの効果は「脳梗塞」や「心筋梗塞」予防にも!
黒にんにくには、たくさんの薬効があります。そのうちのひとつが、「血小板を抑制する」効果です。
「かさぶた(血小板)」はからだを守ってくれる大事なはたらきだが・・
人間の体には、血小板があります。
転んでしまって軽く出血した時、そのまま放置しているとしばらくすればかさぶたが出来ますよね。
そのかさぶたで血がかたまり、出血を防いでくれます。血液に止血作用があり、防衛本能が働いて、血がそれ以上流れ出るのを防いでいるのです。
血管の内側にできるかさぶたは「血栓」になってしまう
このように、人間の体を守ってくれるかさぶたですが、できる場所によっては、人間の体にマイナスの作用をもたらしてしまいます。
それが、「動脈硬化」です。
悪玉コレステロールが体内に増えて、動脈硬化が進んでしまうと、血管の内壁に傷ができてしまいます。
その傷を修復するために、血管の内側にかさぶたができるのです。
血管のつまりである血栓は「脳梗塞」や「心筋梗塞」をひきおこす
これは、「血栓」と呼ばれるもので、血液の流れを阻止してしまいます。
血栓は血小板からつくられ、血小板は小さな粒子です。
出血したところや傷ついたところに、栓をしてそれ以上血液が流れないようにします。
そして、出血を止めるためにかさぶたができます。
血管の傷に触れて、傷にくっついてかさぶたを作ろうと体が働きます。
血栓であるかさぶたが大きくなると、血液の流れを防いでしまいます。
それが、「血管のつまり」につながるのです。
この血栓が、脳の血管内にできると「脳梗塞」になります。
そして、心臓のあたりの冠状動脈にできると、「心筋梗塞」となってしまいます。
血液の流れが止まり、血流がとだえてしまって、酸素の供給ができなくなってしまうのです。
それによって、組織の機能が停止してしまて、場合によっては死に直結するとても恐ろしい病気を引き起こしてしまいます。
「脳梗塞」や「心筋梗塞」を予防するには、血小板を抑制することが重要!
脳梗塞や心筋梗塞を予防するためには、血小板が凝固する機能をおさえることがなにより重要となります。
黒にんにくには、血小板を抑制する効果があります。
だからといって、もちろん転んだら逆に血が止まらなくなるというわけではありません。
食品では、イワシやサバなどの油脂に多く含まれている、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などに、この血小板抑制効果があることが知られています。
そして、我らが黒にんにくにも、この血小板が固まらない強い効果があるのです。
血栓は、内皮細胞の剥離によって、血管壁が粘膜にたいして、血小板の粘着を引き起こします。
このことができるのです。
血液をサラサラにし魚油やDHAなどと同じぐらいの効果がある!
黒にんにくには、血液をさらさらにする効果があります。
黒にんにくが、普通のにんにくからパワーアップする過程で強化される、アリシンという成分があります。
このアリシンは、オリーブオイルのなど、にんにくを低温でじっくりと加熱することにより、アホエンという成分に変化します。
このアホエンには血小板凝縮抑制作用があることが発見されています。
低温でじっくりと熟成された黒にんにくにはおのアホエンがたっぷりと含まれています。
魚油、DHAなどと同様の血液サラサラ機能が、黒にんにくにはあるのです。
黒にんにくの抗血小板作用をさらにくわしく解説すると?
動脈硬化が進んでいる人は血小板のかたまりが大きいものになりやすい
血小板は、傷がついてしまった血管壁に触れると、そこで凝固します。
そこでかたまってしまう性質を持っているのです。出血を防いで傷ついた箇所を修復するための止血作用として重要な機能です。
血小板が凝固するおかげで、浅い傷がついてもそのままにしておくと自然に治ることができるのです。
それが、血管の内壁に傷がつくと、そこでも血小板は集まって凝固し、傷を修復するべく作用します。
そこで、動脈硬化が進んでいる人は、血管内の傷が大きくなりやすく、それだけ血小板のかたまりも大きなものになりやすいのです。
かたまりは血流の中でどんどん大きくなっていきます。
そして、大きく、固くなり、血流を止めるほどの大きさになってしまうことがあります。
このかたまりが脳の血管をつまらせると脳梗塞になります。また、心臓の血管をつまらせると、こんどは心筋梗塞になってしまいます。
黒にんにくのMATSが血小板の作用を抑える
これらの血栓による病気は、血小板の作用を抑えることで予防できることがわかってきました。
このかたまりを抑える成分は、「MATS」とよばれるにんにく成分なのですが、黒にんにくにはこのMATSがたっぷりとふくまれているのです。
「MATS」のメカニズム
黒にんにくに含まれるMATSは、血管に傷がつくと、血小板の細胞内でアラキドン酸が代謝されます。
それがトロンボキサンA2という血小板を凝固させる物質になるのですが、黒にんにくのMATSが入ると、トロンボキサンA2は、発生しなくなるということがわかりました。
MATSは、血小板の膜にダイレクトに働いて、刺激が血小板内部に伝わらないようにする作用もあるのです。
これによって、小さな傷は血小板で修復しながらも、心臓病や脳卒中などの原因となる大きな血栓を防ぐことができるのです。
ただ黒にんにくを食べるだけ!脳梗塞、心筋梗塞の予防に
イギリスにおける研究で、にんにくは食べるだけで血小板の凝縮をおさえることができることが明らかになっています。
食べただけで血液検査にはっきりと結果があらわれます。
にんにくを5g食べると、約48時間もの間、血小板の凝縮力が抑えられます。
にんにくを数片食べるだけで、血小板の凝縮を抑制してくれて、脳梗塞や心筋梗塞の予防につながるのです。
黒にんにくは普通のにんにくよりも効果の持続性が長い
黒にんにくは、ドライプルーンのように甘くて、にんにく特有のいやなにおいがほとんどないのでとても食べやすい健康食品です。
そのうえ、効果が持続しやすく、1回食べると3日ほど効果が持続します。
毎日一片づつ食べる習慣をつけるだけでも、ずいぶんと病気の予防につながるでしょう。
まとめ:黒にんにくで脳梗塞と心筋梗塞の予防を!
黒にんにくには、脳梗塞と心筋梗塞の予防効果や効能があることがわかりました。
普通のにんにくでももちろんこれらの病気の予防にはなるのですが、熟成された黒にんにくだとさらに予防効果がパワーアップします。
血栓による血液の凝固を防ぎ、血管が詰まって酸素が行き渡らなくなる恐ろしい病気である脳梗塞や心筋梗塞。
これらの病気を防いでくれるパワーがあるのが、黒にんにくです。
黒にんにくに含まれる成分「MATS」によって、血小板が凝固してかたまってしまうのを防ぎます。
大きなかたまりを防いで脳梗塞、心筋梗塞を予防しながらも、小さなかたまりを作って、ころんだときなどの小さな傷はしっかりと防いでくれます。
なんだか夢のような作用ですが、これが黒にんにくのパワーです。
黒にんにくは、熟成されてにんにくの効果がパワーアップしていますから、一日一片食べるだけでも効果が認められています。
黒にんにくはがんだけでなく、脳梗塞や心筋梗塞の予防にもうまく働いてくれるのです。
熟成されて効果が増した黒にんにくをつかって、死に至る恐ろしい病を予防しましょう。
黒にんにくには、そうした病気を事前に予防していくには最適な健康食品なのです。
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