黒にんにくは【ダイエット】にも効果がある?
2016/12/07
この記事の目次
黒にんにくはまさに「スーパーにんにく」!
にんにくには、大きくわけて、「血液さらさら効果」「疲労回復効果」「殺菌効果」「抗がん効果」などの効果があります。にんにくは、アメリカの国立がん研究所が発表した、がん予防に効果が認められる食品プロジェクト「デザイナーフーズ計画」のピラミッドのトップに君臨するほど豊富な栄養を含む食品です。
黒にんにくには、普通のにんにくの約16倍の抗酸化力があると言われ、ポリフェノールが約10倍、含まれるアミノ酸の種類も数倍から数10倍含まれていると言われています。
また、普通のにんにくにはほとんど含まれてない「S-アリルステイン(抗がん作用、抗酸化作用、老化防止作用が特に強い成分)」が豊富に含まれているなど、まさに「スーパーにんにく」とも呼べるものです。
黒にんにくは「ダイエット」にも効果があるのか?
さて、そんな健康効果の宝庫とも言える、スーパーにんにくの「黒にんにく」ですが、果たして「ダイエット」にも効果があるのでしょうか?
結論から先に言ってしまうと、その答えは「イエス」と言えるでしょう。
にんにくには「脂肪」の溜め込みを防いで燃焼させるチカラがある!
にんにくにはアドレナリンの分泌を促進して、脂肪の燃焼を促進させる働きがあります。
にんにくの脂肪燃焼効果は唐辛子の「カプサイシン」と同じ
ここ数年、唐辛子などの辛い食べ物に含まれている辛み成分「カプサイシン」が脂肪を燃焼させるという、「カプサイシンダイエット」が流行ったことがありますよね。
この、カプサイシンの脂肪燃焼効果も、アドレナリンの分泌によるもので、原理的にはにんにくのダイエット効果も同じです。
もう少し詳しく説明すると、唐辛子などのカプサイシンは「副腎」というところからアドレナリンを分泌しますが、にんにくの場合は、「交感神経」が刺激されることによってアドレナリンが分泌されます。
交感神経とは、目覚めてから日中活動している間に働く神経で、運動をしている時などに最も強く働く「元気のみなもと」のようなものです。
「にんにくを食べると元気が出る!」とよく言われますが、これは、にんにくによって交感神経が刺激され、アドレナリンが分泌されるために、「やる気」や「元気」がわいてくるということが大きく関係しています。
にんにくで、太りにくく、痩せやすい体質になる!?
また、アドレナリンは「褐色脂肪細胞」の働きを促進します。
この「褐色脂肪細胞」という脂肪細胞は少し特殊な細胞で、「脂肪を溜め込まずに、どんどん燃焼してエネルギーとして発熱する」細胞として、糖尿病の治療やダイエットなどで、近年、とても注目されている細胞です。
この「褐色脂肪細胞」を増やすことで、太りにくく、痩せやすい体質に変わる効果が期待できるのです。
ラットを使った実験でも証明!にんにくで脂肪が燃焼しやすい体質に!
このことは、ラットを使った実験でも証明されています。
通常のエサの他に一定期間にんにくを食べさせ続けたネズミと、通常のエサのみを与えたネズミの体の変化を比較するという実験を行なった研究グループがありました。
この研究グループの報告によると、一定期間にんにくを食べさせ続けた方のネズミの褐色脂肪細胞が大きくなり、体温が上昇したという結果が出たそうです。
この結果は、にんにくには、褐色脂肪細胞を増やして脂肪を燃焼しやすい体に変化させる効果があるということの裏付けになります。
にんにくは「たんぱく質」の消化・吸収を助ける!
また、この「脂肪を燃焼させやすくする」という効果の他に、にんにくには、もうひとつの大きなダイエット効果があります。
それは、「たんぱく質の消化・吸収を助ける」という効果です。
「プロテインダイエット」などは、その最たる例ですが、ダイエットにとって、たんぱく質は切っても切り離せないものです。
たんぱく質をしっかりと消化・吸収することで、筋肉の量が増えて、身体の基礎代謝があがり、効率の良い脂肪の燃焼が促されます。
にんにくに含まれるアリシンやスルフィド類は、たんぱく質の構造を変えて、元のたんぱく質よりも消化・吸収しやすい形に変化させるという働きを持っています。
黒にんにくは「脂肪燃焼系アミノ酸」が豊富!
このように、にんにくには、
脂肪を溜め込まずに、効率よく燃焼させる
たんぱく質を消化・吸収させやすくする
基礎代謝をあげて、太りにくく痩せやすい身体にする
という効果があります。
さらに、黒にんにくは、普通のにんにくに比べて、アミノ酸の量と種類が数倍から数10倍あると言われています。
発酵食品である黒にんにくには、脂肪燃焼系のアミノ酸も豊富に含まれていますから、痩せやすい身体をつくるというだけでなく、リバウンドしにくい身体の維持のためにも効果が期待できます。
黒にんにくを毎日、ひとかけらづつ食べ続けた結果、健康診断で中性脂肪値が下がったという話も良く耳にします。
ダイエットといえば無理をして急激に食事を減らす人が多いですが、ただ単に食事を減らしてしまうと筋肉を作るタンパク質が不足してしまい、脂肪よりも筋肉が先に落ちてしまいます。
そうなると結局、基礎代謝が低下し、脂肪が燃焼しづらくなり、リバウンドをおこしやすい身体になってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
ダイエットで重要なのは、しっかりとたんぱく質を吸収して、筋肉を落とさずに、効率よく脂肪を落とすことです。
あまり、急激なダイエットは長続きしないうえに身体への負担が大きいですから、しっかりと必要な栄養はとりながら、無理なく進めたいものですね。
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