黒にんにくを自宅で作ってみよう!作り方のノウハウを特集!
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黒にんにくを自宅で作ってみよう!
美味しくて健康に良い熟成黒にんにくは、購入するのが一番早く、品質のばらつきもおさえることができますが、自分でにんにくを買ってきて自宅で作ることもできます。
好きなにんにくのブランドを選んで、オリジナルの黒にんにくを作ってみるのも楽しいかもしれません。
この記事では、自宅でできる、いろいろな黒にんにくの作り方や、黒にんにくに近い効果のあるにんにくの作り方をご紹介したいと思います。
※完成した黒にんにくはにおいがほぼなくなりますが、熟成途中での強いにんにく臭は避けられませんので、換気にはくれぐれもご注意下さい。
1. 「炊飯器」で作る
熟成黒にんにくは、炊飯器で作るのがもっとも手軽で合理的です。時間はかかりますが、難しい手間もかかりません。炊飯器一台で手軽に作れる黒にんにくを作ってみましょう。
炊飯器で作る場合は、生にんにくの皮をむかずに、丸まま炊飯器にいれます。だいたい15個から20個程度で、ギュウギュウに詰め込まないようにしましょう。
炊飯器の保温をおして、熟成をスタートします。熟成が始まると、最初の3日から5日間は、かなりにんにくの臭いがきつくなりますので、換気には特に注意が必要です。部屋に強烈なにんにく臭がするため、部屋を締め切らないようにしてください。そのため、屋外などで作る人も多いようです。
毎日、熟成の状態をチェックしましょう。1日1回、保温が切れていないか、熟成のムラがないかを確認し、上下を入れ替えてあげるとムラなく仕上がります。
14日から20日程度で、熟成が完了します。それぐらいの時期になったら、1片だけ皮をむいて、熟成具合を確認します。手でつまんでもベチャッとならない程度に熟成が進み、色は黒くなっていたら熟成成功です。
硬さがあってさらっとしている場合は、熟成が進みすぎているケースがあります。ちょうどよい具合をみて、炊飯器から取り出してください。
2日ほど常温で寝かすと、より味がまろやかになると言われています。風通しの良い場所で寝かせてください。
なお、炊飯器の底に水分が溜まっていたら、こまめに捨てましょう。みずみずしいにんにくを使うことで、水分がたくさん出てしまうことがあります。
2. 「オーブントースター」で作る
黒にんにくには、抗がん効果のあるS-アリルシステインという物質が多く含まれています。
これは熟成されることによって強化される成分ですが、黒にんにくに近い健康効果を得ることができる方法があります。
「にんにくのホイル焼き」です。蒸し焼きにすることで、高い健康効果を得ることができます。
オーブントースターで作る方法はとても簡単です。
にんにくを、皮付きのまま、アルミホイルで3重に包んであげます。そして、アルミホイルで包んだにんにくを、オーブントースターを温めて、低温で30分から40分ほど、焼き上げます。アルミホイルで包むことによって、蒸し焼き状態になり、ゆっくりと加熱されて熟成と似たような効果を示すようになります。
40分程度蒸し焼きにしたら、中の皮をチェックします。きつね色に粒が変わっていたらできあがりです。
とても簡単で、どなたでも家庭で作ることができますよ。
3. 「圧力鍋」で作る
圧力鍋で黒にんにくを熟成させる方法もあります。
にんにくを料理酒にひたして、竹ザルとペーパータオルを圧力鍋にセットします。
さらに料理酒をスプレーします。ペーパータオルで蓋をして、さらに料理酒を染み込ませます。圧力鍋で、柔らかくなるまで2,30分程度、煮込むように温めます。
熟成が進んで、茶色っぽくなったら成功です。
4. 「電子レンジ」で作る
熟成黒にんにくそのものではないのですが、電子レンジを使ってS-アリルシステインを大幅に増やしたにんにくをつくることができます。
作り方は、まずにんにくを電子レンジで10分程度加熱します。そして、塩麹とあわせて、一晩寝かせます。
それだけで、S-アリルシステインが2.7倍の基準値に増加したという検査結果が出ています。S-アリルシステインが豊富なにんにくを作る際に一番時間がかからない方法です。
5. 「湯沸かしポット」で作る
湯沸かしポットでも黒にんにくを作ることができます。
ただし、水分を捨てるために、底にペーパータオルなどを敷いてください。それから、空焚きにも注意してください。
黒にんにくを詰め込んだら、保温スイッチを入れて、炊飯器と同様に14日程度待ちます。熟成して色が黒くなり、1片食べてみて甘く感じたら熟成成功です。
くれぐれも空焚きなどには気をつけてください。
黒にんにく専用のにんにくを使うとベスト
黒にんにくを家庭で作るのに、どのようなにんにくが適しているのでしょうか。
普通に考えると、みずみずしい新鮮なにんにくを使ってみようと思うはずです。
けれども、あまりに新鮮なにんにくは、熟成の過程で水分が多く出てしまって、ベチャベチャになってしまう可能性が高くなります。
そのため、ある程度「乾燥したにんにく」のほうが手作り黒にんにくには適しています。
Amazonなどで、手作り黒にんにく専用のにんにくも販売されていますので、そういった専用のものを選ぶのも良いかもしれません。
くれぐれも換気と火や電気には注意!
にんにくはアリシンの効果によってにおいが発生します。
完全に熟成が進むとにおいはなくなるのですが、作る過程で強烈なにんにく臭が発生します。そのため換気には十分に気をつけてください。
また、火や電気を使いますので、スイッチを入れたまま放置せずに、1日に数度、場合によっては1時間に1度はチェックするようにしましょう。
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